インドネシア実習生の食事事情
こんにちは。今回、ブログを書かせていただく上野と申します。
現地面接会(今は、web面接で承っています)のセッティングや、毎月の定期訪問・監査などを担当しています。
どうぞよろしくお願いいたします。
介護施設協同組合では、インドネシアからの実習生を261人(2024年1月10日現在)受け入れています。
インドネシアの宗教の割合は、イスラム教が約87%、キリスト教が約10%、ヒンズー教が約2%です。
この統計通り、当組合のインドネシア実習生もイスラム教の方が大半を占めています。
イスラム教というと、食事のことが気になる方も多いと思います。
インドネシアの実習生を受け入れて、「日本での食事は大丈夫なのか」という点は気になるところではないでしょうか。
イスラム教の食事で気をつけるポイントは、大きくまとめると下記のような点になります。
〇野菜、果物、穀物はOKです。(贈り物に困ったら、何といっても果物です)
〇動物性食品でも、卵・乳製品はOKです。(卵は大好きです。大量に買います)
〇魚は基本的にOKです。ただし、「うろこのない魚」はNGな方がいます。(寿司が好きな実習生が多いです)
〇肉は、豚肉がNGです。(ソーセージなども、製品表示を見て豚肉が使われているようであれば食べません。肉の中では鶏肉が安いからということもあると思いますが、好まれているように感じます)
〇アルコールはNGです。(料理にも使いません。調味料にもアルコールが入っていないか確認しています)
〇お菓子やスナック類は大好きです。(ただし、動物性由来のゼラチンやラード、アルコールなどが入っていないか確認しています)
制約が多いようにも感じますが、実際に入国したイスラム教の実習生は、食べられる食材を上手に組み合わせて自炊しながら食事を楽しんでいます。日本人スタッフと同じ施設の昼食は食べられないので、ほぼ全ての実習生が手作りの「お弁当」を持参しています。お米とおかず、というシンプルなお弁当が多いですが、節約しながら毎日作っているようです。
宿舎に帰ると、大好きなお菓子やスナックを食べます。チョコレートやアイスなど、甘いお菓子が特に好きな印象です(なので虫歯には気を付けるように度々注意しています)。また、甘い果物ジュースや乳酸菌飲料も好きな実習生が多いです(なので、再度虫歯には気をつけるように注意します)。
そんな甘い物が大好きなインドネシア実習生ですが、逆に「辛い」唐辛子も大好きで、日本ではそれが手に入らないと嘆きます。。。。
「甘い」か「辛い」か。。。。そこが食事の大事なポイントです。
今回はここまで。
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