ご挨拶
明けましておめでとうございます。
2011年の東北大震災とタイの大洪水をきっかけに始まった海外介護士育成事業は、2017年2月から内閣官房が進めるアジア健康構想協議会に参加、10月に外国人のための2冊のテキスト「介護の言葉」「介護の知識と技術」を出版し、介護施設協同組合が12月に日本で初めての新設の介護専門の監理団体として許認可を得て、やっと動き出しました。
2018年は、5月からJICAの案件化調査がハノイで始まり、8月には日本で初めてのインドネシアからの介護技能実習生19名が小諸市の研修センター入りし、年内に31人が関東の施設へ巣立ち、足長おばさんを卒業…しつつあります。
私の本業である国内の介護・福祉事業は、2018年4月に2つの企業主導型保育事業「のぞみ保育園」「さんぴあ保育園」を開園し、11月には自立型サービス付き高齢者住宅「タウンコートのぞみ」を開設。働きやすい環境づくりと、徒歩圏内に全てが揃う地での介護保険を使わずに生き生きと生活できる新たな住まいに挑戦中です。
いよいよ今年は、質の高い介護技能実習生を数多く受け入れるために、未来へと続く人材の還流のための仕組みづくりに取り組みます。
国内の介護・福祉事業では、各介護事業所に東南アジアからの介護士を仲間に迎えることで、爽やかな笑顔いっぱいの風が吹き渡り、介護スタッフ達もご利用者達も、生き生きと笑顔で過ごせるような新しい介護現場をスタッフ達と作り上げたいと思います。
そして、東南アジアの介護士の素晴らしさを全国に発信し、なかなか進まない受け入れに拍車をかけられるよう努めます。海外からの介護士に助けてもらわなければ、日本の介護に明るい未来はないから。
昨年は、本当にたくさんの方に出会い、助けて頂きました。
皆様の愛に心から感謝しています。
周りに生かされているのだということを、いつもいつも感じています。
諦めなければ夢は叶います。
必要とされるものならば、星の金貨が降り注ぐように、必要な人も流れも集まってきます。
助けてオーラ全開の私ですが、尽きない愛だけは誰にも負けないくらい周りに降り注ぎます。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。
平成31年1月2日
のぞみグループ代表 甘利庸子