代表挨拶

のぞみグループ
一般社団法人 海外介護士育成協議会 代表挨拶
介護施設協同組合

2018年11月1日、日本初のインドネシアからの介護技能実習生19名が、介護職員初任者研修修了証と普通救命救急修了証を手に受け入れ施設へと巣立ち、介護施設協同組合は新たな段階へ入りました。
入国後講習終了時には、19名中18名がN3合格という素晴らしい結果を出して。
現在、2期生12名が、全員N3合格と介護職員初任者研修修了を目指して、入国後講習の真っ最中です。彼らの日本語能力の高さと純粋な輝く笑顔に、誰もが驚き感動します。
ベトナムとインドネシアでは100人以上の候補生たちが、N4合格に向けて一生懸命勉強しています。

1期生はどこの受け入れ施設でも、取材にも堂々の受け答え。実習施設に配置後20日目にしてすでに、一人の介護士として入居者様をお名前でお呼びし、ナースコールまで持って動いています。
食事介助、移乗介助、排泄介助、入浴介助などの身体介護はほぼ一人で行い、記録もつけ始めています。
介護技能実習生達は、私達が忘れている純粋さ、周りの人への尊敬や思いやり、高齢者だけではなく全ての人への優しさや愛をたくさん持っています。
それは、経済的にも家族みんなで、又周りの人達と助け合って生きてきた環境によるものなのかもしれません。
言葉遣いの美しさと、キラキラ輝く素直で純粋な笑顔は、施設を明るく活性化させてくれます。介護だけではなく、人としての原点を思い出させてくれます。
彼女達は私たち介護現場の希望であり、宝です。
幸せに日本で生活し、日本を大好きになって、介護福祉士の国家試験に合格してくれることを心から願っています。
介護福祉士の国家資格を取ることで、彼女達の未来が大きく変わり、多様な選択肢が拓けてきます。
彼女達の笑顔が続くように見守るのは、私達日本人の責任だと感じています。

教育を目的とする一般社団法人 海外介護士育成協議会は、広く全国の組合からの教育の委託を受け入れ、介護技能実習生の質の担保を図るために設立しました。
監理団体としての介護施設協同組合は、実習受け入れ施設と介護技能実習生を支援し、実習を終了した実習生達が幸せに包まれて笑顔で母国へ帰国出来るように、また多くの実習生が介護福祉士国家試験に合格できるように、と考えて設立しました。どちらも大切な歯車の両輪と考えています。

また、将来ベトナムが高齢化社会に突入する時に、帰国した介護技能実習生達が日本の自立支援を身につけたトップリーダーとしてベトナムの介護を切り拓き、新たな技能実習候補生を育てて行くという人材の還流を図るために、ベトナムでのJICA事業で、帰国後の介護技能実習生達の受け皿を整えてまいります。
私達は、介護に特化した日本語教育とともに、優しく心のこもったマナーと技術を身に付けた介護技能実習生を育て、日本と世界の未来のための事業を推進します。

2018年11月
代表理事 甘利庸子